「すごい人」がスキマ時間に取り組む「意外」なこと エネルギーを取り戻し増強する最高のチャンス

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次の業務に移る前の「スキマ時間」、あなたはどう過ごしていますか(写真:jessie / PIXTA)
長期にわたって心身の幸せと、目に見える成功の両方を達成し続ける「ハイパフォーマー」。そんな「すごい人」である彼らが実践する習慣についてまとめた、ブレンドン・バーチャード氏の著書『世界3万人のハイパフォーマー分析でわかった 成功し続ける人の6つの習慣』から一部を抜粋・再編集し、本記事では「エネルギーを高める」方法についてお伝えします。

身体の緊張を緩めて

ハイパフォーマーを10年間コーチングしてきた私の経験では、彼らのエネルギーを高めるには、「トランジション(次の状況へ移行する時間)の活用」を指導するのが、最も簡単で、速く、効果的だった。

皆、活動の合間のスキマ時間をうまく活用できていないせいで、日々、多大な集中力と、意志力と感情的エネルギーを失っている。またそのせいで、精神的・身体的なスタミナを高めるチャンスを1日に何度も逃している。

たとえば、あなたが毎朝起きてから1日を始めるときに、休息モードから活性モードに移行する。この1日の始まりは、1つのトランジションだ。

そして、子どもを保育園や幼稚園に送り届け、職場に向かうとき。それは、家族時間から運転時間へのトランジションだ。職場に到着して車のドアを開け、オフィスに足を踏み入れるときは、独り時間から協働時間へのトランジションだ。

職場では、プレゼンを作成し終わって、メールチェックを始めるときは、クリエイティブモードからEメールモードへのトランジション。会議が終わって、自分のデスクに戻ってすぐカンファレンスコールを始めるときもトランジションだ。

勤務時間を終えて、車に乗り、ジムに向かう。そこにはトランジションが2回ある。長い1日を終え、家に車を止めて、ママやパパになるときもトランジションだ。

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