ダラダラ休むのはもう古い?「攻めの休養」で心と体を劇的に回復させる方法

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森林浴 休息
疲労を回復させる休み方をご紹介します(写真:Peak River/PIXTA)
病気でも健康でもない状態を「未病」と言い、発病には至っていないものの健康な状態から離れつつある状態を意味します。本稿では、『働く人の最高の休み方』より一部抜粋・再構成のうえ、疲労を回復させる休み方についてご紹介します。

「守りの休養」と「攻めの休養」を十分に確保する

休養には、「守りの休養」と「攻めの休養」があります。守りの休養とは、人間が生きるために不可欠な睡眠に加えて、何もせずにダラダラ過ごす時間も含まれます。

一方、攻めの休養とは、「心の元気UP活動」ともいえるもので、より積極的に自分の気分や気持ちのエネルギーを回復させてくれる行動を指します。自分で決めた活動で、心の活力がわいてくるアクションです。

そう聞くと、「新幹線で何時間もかけて推しのライブに行く」「海外旅行に1週間!」など、お金や時間をたくさんかけるものをイメージするかもしれませんが、そうではありません。

秒単位でできるリフレッシュや、無料で簡単にできるものもたくさんあります。身近な例では「仕事中の飲み物を自分の好きなものにする」なども心の元気UP活動のひとつです。

休み時間にダラダラするより、むしろ運動したほうがリフレッシュになることがあります。アクティブレスト(積極的休養)は、軽い運動が疲労回復につながるという考え方で、「攻めの休養」に似た概念のひとつです。

ある研究では、デスクワーカーは休憩時間にスマホやメールをやめてストレッチや散歩をするとメンタルヘルスにも良い、という結果が出ています。

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