脱パワポ!ここぞのときに使う「強い英語」 60日集中特訓!ビジネス英語術 第29回

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ここぞ!というときに使う思い切って使ってみましょう!(den-sen/PIXTA)

会議でどうしても相手に伝えたい大事なポイントがあるときに、どのような表現を使っていますか?日本人は大事なところをパワポ上では強調して見せるのは得意ですが、きちんと言葉で強調しなくては相手には伝わりません。今日はそんな強調したいときの表現を勉強しましょう。

ここぞ!というときに使える表現

The point is how we can get out of this standoff.
重要な点はどうやってこの行き詰まり状態から抜け出すかということです。

The point is ~「重要な点は~です」はとても便利な表現です。さらに強調して「もっとも重要な点は~です」と言いたいときは、The crucial point is~を使います。

The crucial point is increasing sales and profits.
もっとも重要な点は売上高と利益を伸ばすことです。

crucial「決定的な・必須の・命にかかわる」はimportantよりも差し迫ったextremely importantという感じがありますね。語源がラテン語のcrux(十字架)ですので、危機感を表しているとも言われています。

Winning this contract is crucial to the success of our company.
この契約を取ることは我が社の成功に不可欠です。

このほかにも、強調したいときに使える表現があります。

I'd like to emphasize the point that we shouldn’t build a factory in China.
強調したいのは中国には工場を建設すべきではないということです。
What I want to say is setting prices is very important.
私が言いたいことは価格設定が大事だということです。

 

荒井 弥栄 Office Grace社長

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あらい やえ

株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。

現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。


【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫) 
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定

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