入社試験で出題「動物園の来園者数」増やす施策 コンサルなどでも出る「ケース問題」を考えよう
地頭を試すような問題が数多く出題される、一流企業の入社試験。どうやって攻略すればいいのでしょうか。『一流企業の入社試験』を上梓した東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんが、具体例とともに解説します。
コンサルや商社で出る「ケース問題」
コンサルティング業界や総合商社、IT業界の入社試験で出題される、「ケース問題」と呼ばれる形式の問題。みなさんはご存じでしょうか。
ケース問題とは、正解のない課題に対し、自分自身で前提を設定したり、面接官に前提確認を行うことで、仮説を組み立て、論理的に施策を立案するという、総合的なビジネススキルが問われる問題です。
今回は、具体例を挙げながら「ケース問題」がどのように出題されているのかについてお話しします。ぜひ記事を読みながら、答えを考えてみてください。
まずは、実際に入社試験に出題されたケース問題を見ていきましょう。
・年間パスなしでテーマパークの月間入場客数を4万人増やすには
(エンターテインメント業界)
・自然災害によるインフラの破壊を、デジタル技術でどう対処できるか
(外資系デジタルコンサル)
・不動産開発における業務の効率改善施策を立てる
(経営コンサル)
(エンターテインメント業界)
・自然災害によるインフラの破壊を、デジタル技術でどう対処できるか
(外資系デジタルコンサル)
・不動産開発における業務の効率改善施策を立てる
(経営コンサル)
以上のようなものが出題されています。 さて、ここで1つ、ケース問題に挑戦してみましょう。今回の課題は「動物園の来園者数を増やすには?」です。順を追って一緒に考えてみましょう。
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