
売ろうとするから売れない
「今月は営業の成績が足りず、ノルマが達成できない」。
そんなとき、多くの営業パーソンは「とにかく売りたい」と焦るものです。私自身も、昔は「とにかく数字を上げる」ことしか頭になかったので、いつも「なんとか契約してもらいたい!」、なんなら「契約さえしてくれれば、あとのことはどうでもいい」という気持ちでお客さまと向き合っていました。
しかし、お客さまもこちらの「どうしても売りたい」「絶対契約してほしい」という気持ちが先走るほど、そんな下心を敏感に察知します。
そうなったら、いくら営業トークでおいしいことを言っても、「どうせ売りたいから言っているだけでしょ」と思われ、こちらの話が響くことはありません。