別れ際のあいさつは、会うとき以上に重要です。「こちらで失礼します」「お気をつけてお帰りください」など、顔を見て終わりの挨拶をきちんとすること。このような別れ際の態度が、「この人なら、しっかり対応してくれそうだ」という安心感につながります。
お辞儀のポイント
お客さまとあいさつをするときは、お辞儀も大切です。
お客さまと目が合ってから、相手より深くお辞儀します。「90度に体を直角に曲げるお辞儀のほうが丁寧なのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、それではあまりにも仰々し過ぎて、お客さまも引いてしまうことがあります。
相手の年齢や立場などにもよりますが、あまりかしこまり過ぎないほうがいいかなと思います。
年配の方なら深めに、逆に若い方にはあまり深いお辞儀はせず、壁をつくらないなど、相手に合わせることがポイントです。
頭を下げる時間の目安は3秒くらい。これくらいの時間であれば、ちょうどお客さまより長くお辞儀をすることができます。
別れ際、何度も頭を下げる営業パーソンもいますが、それでは軽過ぎてペコペコした印象に。お客さまが頭を何度も下げるようならそれに合わせて頭を下げますが、基本的にお辞儀は一度でしっかりするほうが好印象です。
挨拶にしてもお辞儀にしても、大切なのはきちんと気持ちを込めること。テクニックに走っても、気持ちは伝わりません。大切なのは、お客さまに「来ていただいてありがとうございます」という心からの感謝の気持ちを込めることです。
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