「批判から入る?」自分の思考パターンの見極め方 私たちが無意識に持っている7つの思考パターン
同じ物事でも、ポジティブに捉える人もいればネガティブに捉える人もいます。問題解決コンサルタントの岡佐紀子氏は、「私たちは無意識に思考パターンを持っています。自分がどの思考パターンを持っているかを知ることで、他人に対してストレスを感じることが減り、物事を客観的に見ることができます」と言います。岡氏の著書『正しい答えを導くための疑う思考』から一部抜粋・再構成のうえ、誰もが持つ「7つの思考パターン」について紹介します。
誰もが心に「7匹の犬」のどれかを飼っている
私たちは、完全に客観的になることはできません。性格や生まれ育った環境などの影響で、さまざまな思考パターンを持っているのが普通です。ですから、上司に厳しく注意されたとき、「嫌がらせをされているんじゃないか」と思う人もいれば、「私は悪くない!」と反発する人もいます。また、同じ状況を成長のチャンスと捉える人もいます。
このように、同じ体験をしても、人によって捉え方や生じる感情は違います。
私たちが無意識に持っている思考パターンは、ざっくりと7つに分けることができます。本稿では、7匹の犬にたとえてみました。
犬を飼うときには、犬が社会生活に適応できるようにトレーニングをしますよね。犬を飼われている方はわかると思いますが、犬種によって性質は全然違います。
また、個体によって性格も違いますから、その子に合わせたトレーニングが必要になってきます。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら