「批判から入る?」自分の思考パターンの見極め方 私たちが無意識に持っている7つの思考パターン

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

物事を白か黒かで判断したがる特徴も持ち合わせており、「これが正しい」という軸が人よりも強いため、それ以外の考えを受けつけないというきらいがあります。

さらに、自信を持っているように見えます。

正義犬が大きい人の場合は、あえて自分の中に批判犬を連れてくるという対処法があります。「それって本当?」と自問自答していくのです。他の角度から見てみたらどうだろう、時代の流れから見てみるとどうだろうというように、あえて多角的な視点を持つように意識することが大切です。

他人と比べて自分を否定しがちな「負け犬」

●「私なんか全然ダメです」:負け犬

他人と比べて自分を否定しがちなタイプ。しかも自分より遙かにすごい人と比べる傾向があるため、ますます自分の良いところを見ることができません。

「スケート意外にうまいね」と言われて、「いやいや、浅田真央ちゃんと比べたら全然です」なんてことを平然と言ったりします。

「自分はまだまだです」というのは、一見謙虚で姿勢としては間違っていないようにも見えますが、過度になりすぎると卑屈にもなってしまいますし、自分自身に対して常に「ダメだ」と言い続けてしまいます。

その結果、積極的に新しいことにチャレンジしにくくなってしまったり、自分の殻を破ることができなくなったりします。チームを組んだときに自分だけでなくチーム全体についても「ダメだ」という思考パターンになってしまうことがあり、チームのやる気を削いでしまうことも。

ただ、負け犬は努力家タイプでもあります。「自分はダメだ」と思っているからこそ、ダメじゃないように持っていこうとするのです。

大きな負け犬を飼ってしまっている人は、比較する対象を変えることで思考パターンを変えることができます。世界的に活躍している人と比較するのではなく、3年前の自分と比較してみる。昨日の自分と比較してみる。その上で、「自分は本当にダメなの?」「できているところはない?」と、自分にプラスになることを探していくようにしましょう。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事