【驚愕】「地球以外に"生命体"いる」納得理由3つ 「宇宙人文明は36個もある」という研究論文も

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問題なのは、その地球生命の「起源」。

私たちの先祖を根本までたどった「地球で最初の生命」が、どのようにして生まれたのかは、謎に包まれています。

宇宙の生命だけでなく、地球の生命も、その誕生のメカニズムは謎。宇宙で生命が誕生することが、必然なのか、偶然なのかもわからないのです。

火星や衛星の海に微生物さえもいなければ、生命は誕生すら難しいかもしれません。逆に予想外に進化した生き物がいれば、生命の誕生も進化も特別なことではないのかもしれません。

「宇宙人」は「科学の視点」で迫ると、実に面白いテーマ

宇宙のいろいろな場所で生命が見つかるようになれば、生命は「ありふれた存在」ということになります。

「地球以外の場所でどんな生命が見つかるのか、あるいは見つからないのか」によって、地球生命の意味合いが変わってきます。

もちろん、宇宙において生命がありふれたものだとしても、地球生命が尊いものであることには変わりはありません。

地球生命と宇宙生命の謎は、絡み合っています。

「自分の身の回りにいる生き物たちについて深く知ることが、宇宙人がいるかどうかの謎を解くカギになる」

そう思うと、目に映る景色の見方が変わりませんか?

「宇宙人」は、科学の視点で迫ると、じつに面白いテーマなのです。

井筒 智彦 宇宙博士、東京大学 博士号(理学)

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いづつ・ともひこ / Tomohiko Izutsu

1985年生まれ。東京大学理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程修了。NASA(アメリカ航空宇宙局)人工衛星のデータ解析により、宇宙プラズマの乱流輸送現象を世界で初めて実証し、2010年地球電磁気・地球惑星圏学会にてオーロラメダルを受賞。東京大学での研究を終え、コロラド大学のNASA人工衛星解析チームに入る話が進むも辞退し、2013年少子高齢過疎化が進む広島県北広島町芸北地域に移住。宇宙飛行士のコスプレをして、テレビ、ラジオ、新聞、YouTubeなどのメディアで宇宙の魅力を楽しく伝えながら、「宇宙町おこし」に取り組んでいる。その活動が評価され、2015年公益社団法人日本青年会議所の人間力大賞・総務大臣奨励賞を受賞。

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