「小惑星探査」や「火星移住」などのニュースから、UFO、宇宙人の話題まで、私たちの好奇心を刺激する「宇宙」。だが、興味はあるものの「学ぶハードルが高い」と思う人も少なくない。
知らなくても困らない知識ではあるが、「ブラックホールの正体は何なのか」「宇宙人は存在するのか」など、現代科学でも未解決の「不思議」や「謎」は多く、知れば知るほど知的好奇心が膨らむ世界でもある。また、知見を得ることで視野が広がり、ものの見方が大きく変わることも大きな魅力だろう。
そんな宇宙の知識を誰でもわかるように「基本」を押さえながら、会話形式でやさしく解説したのが、井筒智彦氏の著書『東大宇宙博士が教える やわらか宇宙講座』だ。
その井筒氏が「地球外生命体」について解説する。
宇宙人に対する科学者の「3つの見解」
今回は、地球外生命について見ていきましょう。
果たして宇宙のどこかには、人間のような、あるいは、人間を超える知性をもった宇宙人がいるのでしょうか。
じつは科学者の間でも、宇宙人に関する見解が分かれています。
以下に紹介する「3つの意見」のように、科学者の間でも、じつは
「宇宙人いる派」と「宇宙人いない派」
で分かれているのです。
その「3つの意見」というのは、次のようになります。
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