「女性部長の比率」が高い企業ランキング上位50 徐々に増加しているが、全体平均はわずか5.1%

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(写真:時事)

女性管理職比率は昨年から有価証券報告書での開示が義務化された最近注目の指標だ。実際に女性の登用はどれくらい進んでいるのだろうか。

今回は最新の『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2024年版(基本的にデータは2023年時点)掲載データを使用して、管理職の中でもより上位の意思決定層となる部長職における女性比率と同人数のランキングをそれぞれ50位まで紹介する。

なお、『CSR企業総覧(ランキング&集計編)』2024年版には各ランキング200位まで掲載している。こちらも参考にしてほしい。

東横インの女性部長比率は98.0%

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まずは女性部長比率ランキング。1位はトレンダーズで100.0%(同部長数は10人、以下同)。美容系インスタグラムなどSNSインフルエンサーマーケティングを展開する。同社は管理職(執行役員含む)に占める女性社員比率60%以上の維持を目標に掲げている。

2位はビジネスホテルを展開する東横インで98.0%(240人)。多様な人材活用推進の基本理念を実現するために、柔軟な働き方のために制度面だけでなく、その制度が円滑に運用されるよう職場環境の整備にも力を入れている。

3位は都内中心に国内外で料理教室を展開するABC Cooking Studioで96.3%(26人)。従業員数761人中、女性は728人で、女性管理職比率も98.4%と高い。

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