「女性部長の比率」が高い企業ランキング上位50 徐々に増加しているが、全体平均はわずか5.1%

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4位はコンヴァノで66.7%(4人)。以下5位アイリックコーポレーション57.1%(8人)、6位CAC Holdings50.0%(3人)と続く。7位資生堂41.5%(22人)は2030年までに国内グループ全体で女性管理職比率50%の実現を目指す。

女性部長数1位はみずほフィナンシャルグループ

次は女性部長数ランキングを見ていこう。1位はみずほフィナンシャルグループで541人(同部長比率は9.4%、以下同)。2026年3月に国内で部長相当職の女性比率14%、課長相当職以上の同比率21%を目標に掲げる。

2位は、りそなホールディングスの287人(13.4%)。30年度までにグループ6社の女性ライン管理職層比率40%以上を目標に掲げる。3位は東横インの240人(98.0%)で人数・比率とも上位となった。

以下4位NEC218人(6.7%)、5位LINEヤフー192人(14.0%、旧Zホールディングスのデータ)、6位アサヒグループホールディングス171人(19.9%)、7位日本電信電話157人(4.9%)、8位日立製作所150人(5.2%)、9位電通グループ124人(8.9%)、10位三菱UFJフィナンシャル・グループ122人(16.6%)と続く。

女性部長比率の業種別平均に関連したさらに詳しいデータはこちら

女性部長比率は徐々に増加しているが、全体平均は5.1%にすぎない。比率が高い業種でも保険業14.4%(対象14社)、サービス業12.8%(135社)の2業種しか10%を超えていない。建設業1.2%(81社)、パルプ・紙1.3%(10社)など低水準の業種も多い。

ただ、本調査では具体的な数値目標を掲げる会社も増えてきた。今後一段と女性管理職が増えることを期待したい。

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