パン「食べないぶんは即冷凍」が正解な納得の理由 クロワッサン、菓子パン、ベーグルはどうする?
また、一般的なパンは小麦粉で作られているので、でんぷんが多く含まれています。でんぷんは水分を含むことで柔らかくなりますが、時間が経つにつれ、水分が抜けて硬くなります。簡単にいうとこれが「でんぷんの老化」で、老化が進むとパンのおいしさが損なわれます。
さらに、常温保存の際にはパン特有の香りや風味も飛んでしまいます。
また、でんぷんが最も老化しやすいのは0〜5℃で、これはちょうど冷蔵庫内の温度帯。でんぷんの老化を進めてしまうため、冷蔵庫での保存もおすすめしません。
パンを長期保存する場合は、冷凍が最もおいしさを保てるのです。
食パンの冷凍&解凍テク
みなさんが最も冷凍しているパンはおそらく「食パン」だと思いますので、まずは食パンの冷凍・解凍方法からご紹介します。
パンの冷凍で何より大切なのは、買ってきたらすぐに冷凍すること。買った数日後に冷凍するのでは、もうその時点で常温保存により風味や味が落ちています。すぐに食べるぶんを分けたら、残りは買ってきたその日のうちに冷凍してしまいましょう。
そして、商品の袋のままの冷凍はNG! パンの冷凍において注意すべきは乾燥なので、手間はかかりますが1枚ずつラップに包み、それを冷凍用保存袋に入れて、口を閉じて冷凍庫へ入れます。
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