パン「食べないぶんは即冷凍」が正解な納得の理由 クロワッサン、菓子パン、ベーグルはどうする?
パンのようにでんぷんの多い食品は基本的に冷凍に向きますが、食パンはパンの中では冷凍が苦手の部類に入ります。というのも、食パンはスライスした切り口が大きく水分が抜けて乾燥しやすいので、冷凍保存時に品質が低下しやすいのです。
そのため、冷凍保存するときは、できるだけ空気に触れないようにぴっちりラップで包み、さらに冷凍用保存袋に入れるのが、おいしさを保つポイントになります。それでも食パンは霜がつきやすいので、保存期間は2〜3週間以内が目安です。
乾燥を防ぐという意味では、食パンはスライスしていない1斤丸ごと冷凍したほうがよいです。
しかし、冷凍庫の保管スペースの問題や、冷凍のままだとカチカチで切ることができず、使い勝手が悪いといった問題があります。丸ごと冷凍したい場合は、最近、パン屋さんなどで見かけるミニ食パン1斤を1/2にカットして冷凍する程度が現実的でしょう。
解凍は常温で、自然解凍したらトースターで焼きます。6枚切りくらいまでであれば、解凍せずそのまま焼いてもよいでしょう。一方、4枚切りなどは、外は焼けているのに中が凍ったまま、といった状態になりかねないので、自然解凍してから焼いてくださいね。
電子レンジで解凍もできますが、温めすぎると水分が抜けたり、硬くなったりしてしまうので、10〜20秒程度がおすすめ。パンを耐熱皿にのせ、はがしたラップをふんわり被せて加熱します。
食パンおすすめアレンジ冷凍
食パンを冷凍するのに、1枚ずつラップを巻いて、保存袋に入れて……と、なかなか手間に感じますね。どうせ手間をかけるのなら、朝食やおやつにぴったりのアレンジトーストにして冷凍するのも1つの手です。
食パンの上に具材をのせて冷凍しておけば、冷凍庫からさっと取り出して凍ったまま焼くだけで、栄養バランスもよく時短にもなる1品ができます。
筆者おすすめのレシピを2つ紹介しましょう。
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