【独自】日本生命が地方のテナントビルなど不動産の運用方針を見直し/ブラックストーンなどと連携し証券化や売却を検討
生命保険最大手の日本生命保険が、不動産に関する運用方針の見直しを検討していることがわかった。複数の関係者が明らかにした。
日本生命は現在、全国で約240棟のテナントビルなど(賃貸用不動産)を保有している。
これらの物件群を、運用利回りをはじめとする収益性などの観点から4つのカテゴリーに分類しており、収益性が低い下位2つのカテゴリーに入る物件を見直しの対象としている。
不動産収益の比率は低下傾向
日本生命の賃貸用不動産の資産規模は2025年3月末時点で1.1兆円、年間賃貸料収入は1161億円に上る。
一方で、資産運用収益全体(1.8兆円)に占める賃貸料収入の割合は6%程度で低下傾向にあった。
背景には、株高によって上場株式など有価証券の収益が24年度は2000億円強も増加した一方、賃貸料収入の伸びは20億円程度にとどまっていることがある。
また賃貸用不動産は、関連する減価償却費として年間200億円強を計上しているほか、ここ数年は50億円前後の減損が発生している点も重荷だ。


















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