あのシーバス社も始めた「脱炭素」計画の凄い中身 「500年の歴史誇る」スコッチ業界の新たな挑戦

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スコッチウイスキー
世界で愛されるスコッチウイスキー(写真:筆者撮影)
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日本でも愛好家の多いウイスキー。そして「ウイスキーの聖地」として多くの人々の頭に浮かぶのは、スコットランドではないだろうか。

関連事業の就業者数は4万人

北海道とほぼ同規模の面積(7万8000平方キロ)と人口(約550万人)であるスコットランドは、500年を超えるウイスキー蒸溜の歴史を誇り、現在稼働中の蒸溜所は147カ所。ウイスキー関連事業の就業者数は4万人を超える。

世界的に誉れ高いスコッチウイスキーは、スコットランドの飲料・食品部門輸出額の77%(イギリス全体では26%)を占める極めて重要な輸出品目でもある。

まさにスコットランドの文化的・経済的な支柱といえるスコッチウイスキーだが、高温で蒸溜を行う製造過程では、大量の化石燃料が消費される。

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