(返答例1)「かかりつけ医の先生のご紹介だよ」
まずはかかりつけ医に相談を。かかりつけ医から「最近忘れっぽいことが増えたなら、ここを受診してみませんか」と提案してもらうとスムーズです。紹介状も書いてもらいましょう。
(返答例2)「精神科じゃないよ。『もの忘れ外来』だよ」
高齢者にとって「精神科を受診する」のはハードルが高いかもしれません。「もの忘れ外来」「老年内科」「心療内科」など、受け入れやすい名前の診療科を受診しましょう。
(返答例3)「私の受診につきあってくれる?」
事前に受診する病院に電話をして認知症の検査を受けさせたいと伝えておき、医師から「お母さんもいっしょに検査しましょう」と提案してもらうといいでしょう。
(返答例4)「保健所の健康診断だよ」
病院そのものをイヤがる場合には、保健所で検査を受けることも可能です。保健所に事前に連絡し、認知症の検査ができるかを確認しましょう。ただし、MRIなどを使った専門の検査はできません。
訪問診療で検査してもらうこともできる
どうしても受診を拒む場合には、訪問診療の医師に診察してもらうという方法もあります。地域包括支援センターなどに相談すれば、訪問医を紹介してもらえるでしょう。
訪問医には事前に事情を説明しておくと、自宅で血圧などを測りつつ、さりげなく認知症の検査にもっていってくれると思います。
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