![「マンガで解決 親の認知症とお金が不安です」漫画](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/5/b/570/img_5bb6a45354d622b3dbdcb4ffc29280de242384.jpg)
©上大岡トメ・杉山孝博・黒田尚子/主婦の友社
早期発見にはメリットがある
「親が認知症かもしれない」と考えるのはこわいことです。不安になるからこそ、「おかしな行動はやめてほしい」と望みます。
まちがいをいちいち指摘したり、「また忘れたの?」と責めてしまったり、わかるまで何度も何度も言い聞かせたりしてしまうことでしょう。それでもあまり効果はありませんよね。
家族はどんどんつらい気持ちになってしまいます。腹が立ったり、顔を見たくないと思ったりします。
でも、いちばん不安なのは本人です。いちばん否定したいのも本人なのです。
でも忘れてしまうし、できないことも増えていきます。わかっているからこそ、子どもに認知症だと認めたくないのはみんな同じ。
あれこれ言われたら腹も立ちます。悔しいし、悲しい。認知症になったって、そういう当たり前の感情はちゃんと残り続けるのです。そこを家族が理解しなければ、家族の関係がどんどん悪いほうに転がってしまいかねません。
だからこそ、なるべく早く専門家とつながることをおすすめしています。
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