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ライフ #紫式部と藤原道長が生きた平安時代

道長が「試験官を監禁」改ざん迫る呆れた行為 兄である道兼の息子たち3人も次々とやらかす

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  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)
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そのうえ、道長は橘淑信を自分の足で歩かせている。罪を犯して連行されるときでさえ、牛車に乗せるのが慣例だった貴族にとって、自分の足で歩かされることはこのうえない屈辱だった。橘淑信は、道行く大勢の人たちの前で辱められることとなった。

拉致脅迫事件は世間にすぐに広がる

この拉致脅迫事件は、すぐさま世間に広がった。道長は父の兼家から、叱責を受けることとなったという。

道兼の子どもたちがそろいもそろって乱暴者だったと聞けば、大河「光る君へ」を観ている人ほど「さすが道兼の子どもだけあるな……」と思ってしまうが、当時の人々からは「さすが道長の甥っ子だけあるな……」と呆れられていたのではないだろうか。


【参考文献】
山本利達校注『新潮日本古典集成〈新装版〉 紫式部日記 紫式部集』(新潮社)
倉本一宏編『現代語訳 小右記』(吉川弘文館)
今井源衛『紫式部』(吉川弘文館)
倉本一宏『紫式部と藤原道長』(講談社現代新書)
関幸彦『藤原道長と紫式部 「貴族道」と「女房」の平安王朝』 (朝日新書)
繁田信一『殴り合う貴族たち』(柏書房)
真山知幸『偉人名言迷言事典』(笠間書院)

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