
花山天皇の出家後の人生とは?
歴史ドラマにおいて、登場人物の命が尽きるシーンは、物語を盛り上げるうえで欠かせない。しかし、全員の臨終場面を描いたら、放送時間がいくらあっても足りなくなるだろう。
そこでナレーションによって「○○は討ち死にした」といったように、登場人物の死亡が説明されることが、歴史ドラマでは少なくない。
いわゆる「ナレ死」と呼ばれるもので、あっけなく退場させられる登場人物の切なさに、おのずと思いが寄せられる。だが、それでも死が視聴者に知らされるだけマシである。
ストーリー上、もう見せ場がなくなり、気づけばいなくなって、最後まで登場しない……。そんな人物も数多いる。
今回の大河ドラマ「光る君へ」においては、花山天皇がまさにそうなってもおかしくなかった。
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