「ゴミ屋敷に住むシングルマザー」悩み消えた瞬間 片付けの現場では何が起こっているのか?

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片付けが苦手な人が買いがちな生活雑貨は、同じ機能のモノ(ハサミが3つも4もあるなど)と収納用品だ。本棚、カラーボックス、衣装ケース、小物キャビネット、書類ケースなど……、片付けるためのモノでも多すぎるとかさばるだけ。加えて、押し込む場所が増えれば増えるだけモノも増えていってしまう。

積み上がった不要なモノ(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

使わなくなった子どものモノを捨てられない親たち

ほかにも、子どもの成長とともに家がモノ屋敷化していってしまうケースもある。「思い出まで捨てるわけではない」とはよく言うが、子どもがよく遊んでいたおもちゃ、いつも着ていた服、保育園で使っていたモノ、小学校の教科書や宿題……。

子どもの成長を示す思い出のモノたちはやはり捨てづらい面がある。この家にも2階に並べられたゴミ袋の中には子どもの服が多くあった。

「子どもも急激に成長していくのでモノがめちゃめちゃ増えてきて。子どものちっちゃい服とかも売ろうとか思っていたんですけど、全然追いつかず。歴代のものがそのままの状態になっているっていう感じです」(母親)

二見氏いわく、子どもが親のモノを捨てられないケースは稀で、親が子どものモノを捨てられないケースがほとんどだという。そのため、子どもが実家を出た後も歴代のモノたちでパンパンになっている部屋を片付ける依頼は非常に多いそうだ。

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