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ライフ #「ゴミ屋敷」孤独な部屋の住人たち

「ゴミ屋敷に住むシングルマザー」悩み消えた瞬間 片付けの現場では何が起こっているのか?

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「勝手に捨てるのではなく、“もう捨てていいんじゃない?”と子どもが認めてあげるっていうのが大事だと思います。このケースに限らず、誰かの同意や同調があると捨てることへの罪悪感が薄れ、すんなり手放すことができるようになることが多いです」(二見氏)

ダイニングテーブルは隙間がないほど物が置かれている(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

シングルマザーの一軒家がゴミ屋敷になった理由

小学校高学年になる娘が生まれる前からこの家に住んでいるという母親。住み始めてもう24年になるというが、娘を産む前にも一度業者に頼んでゴミを一掃したことがある。しかし、4年ほど前から再びゴミが増えてきてしまった。

「子どもを産んでから5年くらいは頑張っていたんですけど、(飼っていた)犬が死んで、ちょっとメンタル落ち込んで、腰いわして(痛めて)、2カ月ぐらい動けなくなって、入院して、復活はしたんですけど、もう体力と気力が追いつかなくなってきて。入院で今まで張り詰めていたものが切れて、“しんどいな”ってなりだして。(夫とは離婚して)ずっと1人なので、“しっかりしないと”思ってやってきてはいたんですけど、しんどくなった。ちょっとずつ汚れてきて“やらな”と思いながらも、“なんかもういいや”って」(母親)

理由はシンプルで「しんどかった」からだ。しかし、人がしんどくなるときは複数の原因が絡み合っていることが多い。だから、そう簡単には気持ちが戻ってこない。

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