
2階の部屋に怖くて入れない母と娘
「ゴミ屋敷の住人の中には、“あの部屋がなんとなく怖い、あの部屋にはなんとなく入りたくない”と、あるひとつの部屋を極端に避ける方がいらっしゃいます。中には精神的な病を抱えている方もいらっしゃいますし、霊的なものって証明ができないので、私たちはあまり突っ込まずに片付けるようにしています」
そう話すのはゴミ屋敷・不用品回収の専門業者「イーブイ」社長の二見文直氏だ。イーブイが配信している過去の動画を見ると、今回の依頼主以外にも「あの部屋が怖い」と話すゴミ屋敷の住人は何人かいる。
とくに多いのは屋根裏や2階など階段の先にあるスペースだ。怖くて使わなくなった部屋には自然と不用品が溜まっていき、より一層その部屋を使わなくなる。すると、その部屋に対する負のイメージが脳に植え付けられ、さらに怖さが増していくのかもしれない。
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