重度認知症の妻と介護した夫に起こった驚く事態 献身的だった夫、娘は「こうなる気がしていました」

献身的に重度認知症の妻の世話をしていた夫
奥さんが重度の認知症で「そばで見ていたい」というご主人と、夫婦で入居されていたケースがありました。90歳前後の夫婦です。
その施設は全室個室だったので、それぞれに部屋が割り当てられていましたが、ご主人は奥さんの部屋のベッドの脇にマットレスを置いて、ほぼ奥さんの部屋で生活されていました。
施設の職員がやるのは入浴介助とオムツの交換くらいで、食事の介助や着替えなど、ほとんどのことはご主人がされていました。
「女房の言うことはなんでも聞いてやりたい。ずっと俺が世話をする」という言い方をしていました。
奥さんは「あ~」とか「う~」とかいった声しか発することができなくなっていたのに、ご主人は奥さんが何を言いたいのかがおよそわかっていたようです。
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