難関試験の合格者が知る「過去問」の正しい活用法 試験本番までにあなたが最低限めざすべきこと

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

さらには、「がんばり」という試験への努力具合に注目しがちです。これも「これだけがんばったんだから」という、試験本番での自信につながるプラス効果があることは事実でしょう。でも、試験合格に直結しません。自分自身が感じることですから、ついこれにも注意が向きがちです。

実際、私が受験生の方からよく聞く言葉がこちらです。

「あれだけがんばったのに……(合格できなかった)」

勉強時間やがんばりは試験合格に直結しません。

何度もいいますが、あなたが注目すべきは「結果」です。「成果」でも「経過」でもないのです。では、試験勉強においてあなたが試験当日までにめざす「結果」とは何でしょうか?

過去問を「つぶす」

試験直前、「過去問」で合格点を超えられますか? それは過去問を「つぶす」ことです。試験直前、過去問をやって合格点を超えなかったら、合格できると思いますか?

もちろん、試験問題は毎回変わり、問題との相性もあります。当日のあなたのコンディションも大きく影響するでしょう。

でもまず、試験本番までにあなたが最低限めざすのは、「過去問」を解けるようになることです。さらには過去問を「つぶす」ことです。

単に「解ける」ではありません。「つぶす」のです。

では、「つぶす」とは具体的には何でしょうか?

次ページ解けて「あたりまえ」と思えるまでやる
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事