東大合格する生徒「わかる」と簡単に言わない理由 完全に理解していなくても、つい装ってしまう
みなさんは、「この問題わかる?」と聞かれて、「わかる!」と答える子と、「わからない!」と答える子、どちらの子の成績が上がりやすいと思いますか?
この質問は、一見すると「わかる!」と答える子のほうがいい、と思う人が多いと思います。物事を教えているわけなのですから、「わからない」よりは「わかる」のほうがよさそうですよね。親御さんも、「わかった?」と聞いて「わかった!」と答える子供のほうが、成績が上がっていくように感じるでしょう。
「わからない」と答える子のほうが伸びる
しかし、長年指導していると、この考え方は間違っていることがわかってきました。「わかった?」と聞いて、「わからない」と答える子のほうが、成績が上がりやすいです。
逆に、「わかりました!」と言って物わかりのいい子のほうが、実は危険で、成績が伸びなくなっていってしまいます。
このメカニズムについて、『ドラゴン桜』のワンシーンでも描かれています。このシーンでは、生徒が無意識のうちに「わかる」と嘘をついてしまっています。
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