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ライフ #チェーン店「至高のいぶし銀メニュー」を訪ねて

ゆで太郎、丼スタイルで「のり弁」を提供するなぜ 令和に甦った、素朴で美味しい昭和ノスタルジー

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  • 鬼頭 勇大 フリーライター・編集者・フードコート愛好家
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セットや朝食メニューも充実しているゆで太郎(筆者撮影)

訪れたのは、都内郊外エリアのロードサイド店。ゆで太郎が2020年から展開しているもつ煮業態「もつ次郎」との併設店でもあります。土曜日の昼時ということもあって、店舗前の駐車場は満車と盛況です。

店に入るとまず目に入ったのが、製麺所。ゆで太郎は毎日、店舗で粉から製麺していることで知られています。店内を見回すと家族連れからソロ、夫婦などさまざまな人がいて幅広い客層がうかがえます。

注文したのはもりそばと単品のミニのり弁です。代表メニューともいえるそばは「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の「三たて」として謳っているこだわりそのまま、口当たりやのど越しが良くツルツルと食が進みます。

ゆで太郎のそばは「三たて」を謳っています(筆者撮影)

オーソドックスなのがうれしい 鰹節の存在も光る

肝心のミニのり弁は、噂の通り「弁」なのに「丼」。とはいえ多くの人が「のり弁」と聞いてイメージする最大公約数をそのまま具現化したかのような、安心感と定番感のある見た目をしています。

確かに「のり弁」なのに丼(筆者撮影)

ご飯の上に敷かれた海苔、その上に乗っているのはちくわ天と白身魚のフライです。普段ちくわでご飯を食べる人は少ない(はず)にもかかわらず、天ぷらになっていることでご飯の上に乗ったときの説得感が生まれているのはなぜでしょう。一口かじると、しっかりとしたちくわの歯ごたえを感じるとともに、なぜかそばだけでなくご飯が欲しくなるのです。

ちくわなのにご飯にも合う、それがちくわ天(筆者撮影)

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【おかずとしての堂々としたたたずまい「白身魚のフライ」】

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