世界最大の市場で巻き返せるか。

![週刊東洋経済 2024年1/6・1/13年始合併特大号(EVシフト 絶頂と絶望)[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51sLxwRoGXL._SL500_.jpg)
急激にEVシフトが進む中国市場で日本勢が苦戦している。先行きに不透明感が増す中、いち早く市場からの撤退を決めたのが三菱自動車だ。
三菱自は2022年11月に主力の「アウトランダー」の新型車を投入したが、鳴かず飛ばずだった。
同社の中国販売台数は、コロナ禍前の19年度上期(4〜9月)に8.1万台だったが、23年度上期は1.5万台にまで減少した。世界最大市場からの撤退となるが、三菱自幹部は「(自社の)主戦場である東南アジアやオセアニアに集中できる」と淡々と話す。
23年(1〜11月)における中国での販売台数はトヨタ自動車が前年同期比2%減(172万台)で踏みとどまっているのに対し、ホンダが同13.5%減(106万台)、日産自動車が同20.7%減(69万台)。マツダも1〜10月期で同27.5%減(6.8万台)と大幅な販売減が続く。
この記事は有料会員限定です。
(残り 666文字 です)
【4/30(水)まで】 年額プラン2,000円OFFクーポン 配布中!
詳細はこちらから
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら