「顧客ニーズに応える」だけの会社は時代遅れな訳 UberやNetflixは何が革新的だったのか
顧客のニーズから「本質」を探る
価値観が多様化し、今までの判断基準が通用しなくなった今の時代は、過去の正解は必ずしも正解とは限らないばかりか、なにが正解か誰にもわからない状態になっています。
ビジネスにおいても同様です。さまざまな業界内で「暗黙の了解」があることもあるでしょうが、それを守っても、結果が出なければ誰も褒めてくれません。逆に業界の常識を破った手法だとしても、成功したらそれが正解とされることもあります。
今の時代は、「自分たちがルールをつくるんだ」くらいに考えることが、成功するビジネスのスタート地点となるでしょう。
現に、昨今は自分たちでルールをつくる、「ゲームチェンジャー」と呼ばれる企業が大きく成功しています。ゲームチェンジャーとは、ひとつのルールの中で勝ち負けを争うのではなく、ゲームそのものを変えてしまう人や企業のことを言います。
これまでのビジネスでは、顧客のニーズにストレートに応えることが正解でした。しかし現在においては、顧客の問題を「抽象化」し、その「本質」を取り出して、ゲームを変えてしまった会社が成功しています。
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