
顧客本位という軸を持たないといけない
──保険料カルテル問題に続いて、自動車ディーラーなどへ出向した社員を中心とする情報漏洩の問題など、顧客軽視といえる不祥事が相次いでいます。
顧客を置き去りにしないために私たちが実現すべき顧客本位とはどういうものなのか、グループの事業に関わる一人ひとりが明確な姿を思い描けるようにする。それがなければ判断に迷いや過ちが出かねない。
ディーラーをはじめとした乗り合い代理店においても、個人情報保護法や不正競争防止法といった各種の法律やルールにのっとって、どのような行為に抵触可能性があるのかということを、金融業界に身を置く者として、しっかりと認識し判断できるようにしなければいけない。
──情報漏洩や保険料カルテルの問題は、経営の判断の軸がどうなっていたから起きてしまったと考えていますか。
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