なぜか不機嫌に見られ損している人の顕著な特徴 誤解されない人は顔のパーツの動きが違う
普段ならたいして気にもとめていない、机の上の状態や書類のまとめ方。それに対して、「もっと整理しなさい!」「まとめ方が雑。やりなおしてください」など、突然不平を言い出す上司。これらは、矛先違いのイライラやムカムカが原因だったりするのです。
改善策としては、怒りや嫌悪、軽蔑感情を抱いたならば、その直接の原因のみに焦点を当て、こうした感情を関係のないところまで持ち越さない、持ち続けないようにすることです。
特に、リーダーの方。リーダーの元には、一日のうちに人や案件が次から次へと舞い込んで来ます。家族と喧嘩しイライラしたまま出勤。満員電車に揺られムカムカ。会議で独善的な意見に抱いた侮蔑感。こうした感情は、その場その場で切り替えていかないと、不機嫌として残り、職場の雰囲気を悪くしてしまいます。なるべくご機嫌でいられるよう、自身が抱く感情を適切にモニタリングしましょう。
本心が表情に漏れてしまう
次に、機嫌は悪いのだけど、状況を考慮して愛想よく振る舞う、あるいは、何気なく振る舞う。しかし、やっぱり不機嫌に見られてしまう人のケースです。
これは、いわゆる表層演技というものです。表面上は笑顔で繕っていても、本心にあるネガティブ感情や気分が、微表情や微細表情として顔に漏れ出し、それが違和感として周りの人のアンテナにひっかかります。
改善策として、先述したのと同様に、ネガティブ感情を引き起こしている原因を特定し、場面が変わったら、感情を切り替えるのも有効です。もう一つの策は、表層演技の先に歩を進め、深層演技ができるようにします。
深層演技とは、職務や役割に応じて必要とされる感情を心から抱いているように見せるため、自己の感情を誘発させることを言います。
機嫌が悪くても、愛想よく振る舞える努力ができるのですから、あと一歩の努力で深層演技もできます。状況にあった感情を呼び水として、それに合う表情を少しオーバーに、わかりやすく表情に表してみましょう。心にある感情が表情を作りやすくし、その表情が感情の器となり、真の感情表現に近づくでしょう。
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