なぜか不機嫌に見られ損している人の顕著な特徴 誤解されない人は顔のパーツの動きが違う
機嫌は悪くなく、普通に振る舞っているのに、なぜかいつも不機嫌に見られてしまう……。これは悲劇です。人生を損しています。
言うまでもなく、ポジティブな雰囲気を発していると相手に好印象を与えます。タフな状況でも笑顔でいるリーダーを見れば、「頼れるリーダーだ」「頑張ってついていこう」と部下は思うでしょう。仕事で嫌なことがあっても、ふと入ったお店で柔らかな表情で受け入れられたら、いやされるでしょう。緊張するような就職面接でも、明るくハキハキ受け答えする応募者は採用したいと思うのが人の自然な感情です。
では、どうしたら、常にご機嫌で、機嫌よく見られるようになるのでしょうか。本日は、感情と表情の専門家として、リーダー研修や就職セミナー等で自分の想いを正しく伝えるコミュニケーション法を教授し、グローバル企業等の接客・接遇マニュアルの作成・監修に携わっている筆者の知見から、ポジティブな印象を醸し出すヒントを表情に焦点をあてて紹介したいと思います。
不機嫌がストレートに出てしまう人の雰囲気
最初に、実際に機嫌が悪く、不機嫌に振る舞い、不機嫌に見られる人のケースです。感情はより良く生きるために、私たちを特定の行動に導きます。したがって、怒り、嫌悪、軽蔑を抱くのに適した状況ならば、これらの感情をストレートに表すことも時には必要でしょう。
しかし、感情を噴出させることでその感情を引き起こした原因がなくなる、あるいは、自分の力ではその原因をとり除けないならば、もはやこうしたネガティブ感情を持ち続ける必要はありません。
怒り感情を抱えていると、他者の苦悩に共感しづらくなることがわかっています。また嫌悪感情でいっぱいになると、他者の行動を厳しく評価する傾向になることがわかっています。さらに、その他者が、怒りや嫌悪を引き起こした直接の原因でなくても、それを超えて波及してしまうのです。
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