「フリーコンサル」で失敗する人の典型的な問題点 独立するメリット4つとデメリット4つを解説

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次の項目から、フリーランスコンサルタントとして働くメリット・デメリットをまとめましたので、参考にしてください。

フリーコンサルのメリット

①案件を自分で選べる

会社員は基本的に仕事を選べません。コンサルタントファームも同じで、担当する案件は会社の方針によって決められます。

特にキャリア5年未満のコンサルタントは、IT系の案件を担当した後、M&Aの案件にアサインされ、次はオペレーション系の案件へ……などと、さまざまな領域の案件を転々と担当しなければならないことも多いでしょう。その中で、得意領域や、やりがいを感じる領域が見つかっても、希望する案件を担当できるとは限りません。

また、課題の解決策を提示するだけでなく、その実行まで伴走支援したくても、担当する案件や所属するユニット、プラクティスによっては難しく、「もっとクライアントとじっくり向き合いたい」という不満を持つコンサルタントも多くいます。

その点、フリーコンサルタントであれば、その領域の経験があることが前提にはなりますが、戦略系、IT系など分野や業界を絞って自分のスキルを発揮しやすい案件を選べます。

自分らしくクライアントと向き合える案件、報酬の高い案件など、さまざまな希望に沿った案件を探すことが可能です。反対に、興味のない案件ややりたくない案件を我慢してやる必要もなくなります。

②収入が増えるケースが多い

フリーコンサルタントになると、多くの場合年収アップが見込めます。

先にも述べた通り、一般的に、ファーム時代の1.2〜1.5倍くらいの年収を得ている人が多いようです。。

③自分で稼働を調整できる

フリーコンサルタントの魅力の1つは、自由な働き方です。稼働率や契約期間は案件によって異なるため、仕事の選び方で稼働率を自由に設定できます。

実際に、フリーコンサルタントの稼働率を50%に抑えて、残りの時間で自分の事業の業務を行う人や、1年のうち働く期間を限定して数カ月の休暇をとる人などがいます。育児や介護などの事情がある人も、クライアントの許可さえあれば、稼働時間を柔軟に調整できるため働きやすいでしょう。

稼働率が100%の場合は、一般的に、1日8時間×週5日が目安となりますが、残業や休日出勤も多いコンサルタントファーム時代と比較すれば、就業時間や作業量は少なくなります。

そのため、夜や休日は自分のために時間が使えますし、なかにはその時間を使って、起業の準備やほかの仕事と掛け持ちをする人もいます。

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