フリーランスにとって、入出金管理や決算業務、確定申告などのバックオフィス業務も仕事のうちです。税理士や事務員を雇う選択肢もありますが、その分支出が増えるため、多くのフリーコンサルタントは自分で行っています。コンサル業務に集中したい人や、帳簿作りが苦手な人などは、ストレスを感じる場面も多くなります。
ただし現在は、会計ソフトや税務処理のためのクラウドサービスなどが充実しているため、上手に活用すれば、業務負担はそれほど大きくならないでしょう。
収入が不安定になりやすいフリーランスは、会社員と比較すると社会的信用が低下する傾向があります。そのため、新たなローンが組めなくなったり、割高な金利設定になったりすることも少なくありません。
「マイホームが買えない」という話はよく聞きますし、一度、会社員に戻って家を購入し、またフリーランスに戻ったという方もいました。
また、収入の不安定さによる社会的信用の低下は、恋愛や結婚にも悪影響を及ぼす場合があります。特に男性の場合、「フリーランスは不安定だから、将来が不安で結婚相手として考えられない」という女性も少なくないため、独立が結婚の支障になる事も考えられます。
フリーランスに向いていない
独立を決める前には、以上のようなメリット・デメリットの両面を整理したところで、自分のスキルや性格、将来のビジョンなどと照らし合わせてみることをおすすめします。
フリーコンサルタントという働き方に向いているのか、将来の目標を叶える手段としてフリーコンサルタントという働き方がベストなのか、検討してみてください。
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