特定の組織に属さず、個人がその能力やスキルで仕事を請け負う「フリーランス」という働き方が、日本にも徐々に定着し始めています。
フリーランスとして活躍できる職種はますます増加していますが、そのなかでも、今注目なのがフリーランスコンサルタント(フリーコンサル)です。本稿では、コンサル業界を熟知する浴野真志氏、高倉諒一氏が上梓した新刊『フリーランスコンサルタントの教科書』より、フリーコンサルの実態について解説します。
フリーランスには、会社の看板もなければ、上司や同僚もいません。基本的に自分の裁量で仕事を進めることができますが、そのぶん、個人で負わなければいけない責任も大きくなります。
そのような状況の中で、持続的に案件を獲得できるかどうかは、あなた「個人」としての信用力にかかっています。コンサルティングファームやエンドクライアント、案件マッチングサービスの担当者などからの信用を蓄積していくことがとても重要になるのです。
期待に応える成果を出す
では、個人としての信用を増やしていくには何が必要となるのでしょうか。最も大事なことは、求められるタスクや役割を正確に理解して、クライアントやチームメンバーの期待に応えることでしょう。
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