「感じのいい人」とそうでもない人の決定的な違い コミュニケーション上手な人の顔はここが違う
両親など、周囲に明るい大人が多かったことなども影響するでしょう。
でも、もしあなたがこれまで顔の使い方を知らずにきたとしても、ここからのトレーニングで、そのレベルまで引き上げることが可能です。
さらには、自分の顔の使い方だけでなく、相手の表情にも敏感になる――相手の表情から内面を推し量ることができるようになるのです。
表情で発信する力と、相手の気持ちを読む力、両方が養われていきます。こういった人付き合いの武器となる顔の使い方を、一緒に身につけていきましょう。
「コミュニケーション=笑顔」という思い込みを捨てよう
コミュニケーションの第一歩として、どれだけ表情が重要かをお話ししてきました。同時に強くお伝えしたいのは、コミュニケーション上手=笑顔、ではないということ。
「笑顔は最高のコミュニケーションツール」などといった記事をよく目にしますし、社員教育の現場などでも、まずは笑顔の練習から始める企業は少なくありません。ですから、そう思ってしまうのも無理からぬことです。
私のレッスンに訪れる生徒さんのなかにも「笑顔に自信がなくて……」とおっしゃる方の、なんと多いことか。そういう方々に「無理に笑顔をつくらなくていいんですよ」と話すと、非常に驚かれます。
でも、よくよく考えてみてください。あなたの知るコミュニケーション上手な人は、いつもニコニコしているばかりですか?
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