「感じのいい人」とそうでもない人の決定的な違い コミュニケーション上手な人の顔はここが違う

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社会的立場が高い人たちは、場に応じた的確なコミュニケーションを求められる機会が多いので、必然的に鍛えられているのでしょう。

逆にいえば、TPO顔を使いこなせる人だからこそ、社会的立場が上がっていくのかもしれません。

表現の引き出しの多い人こそ魅力的に映る

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たとえば、ある高名な政治家の演説を見ていると、支持者に無邪気な微笑みを向けたかと思えば、厳しい口調で政策を訴えかけたりと、表情の振り幅がとても大きい。

百戦錬磨の政治家ですから、そのとき、その場でもっとも人の心をつかめる表情、自分の思いを効果的に伝えられる表情を、瞬時に判断してつくっているのだと思います。

よほど感情のコントロールに長けているのだろうと、眺めていて感心させられます。このようにコミュニケーションに優れた人というのは、いろいろな「顔」をもっているもの。

表現の引き出しの多い人こそ、魅力的に映るのです。そして、表情のバリエーションは、トレーニングによって増やすことができます。

件の政治家の場合、おそらく長い年月をかけてさまざまな経験を重ねた結果、このような表現力が培われたのでしょう。

しかしトレーニングにより、長い年月をかけずとも、同じように顔の表現を多彩に増やすことは可能です。いつもニコニコしている“だけ”で終わらない、さまざまな状況に応じてさまざまな表現ができる「TPO顔」を目指しましょう。

間々田 佳子 表情筋研究家

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日本に顔のヨガブームを起こした第一人者。自身のたるみ顔を改善したメソッドがメディアで話題となり、講座受講者はのべ3万人を超える。長年の研究を通じて「顔だけ鍛えてもダメ。体から全体を整えることで顔にも最高の変化が起きる」と気づき、2020年に「コアフェイストレーニング®」を確立。顔や表情の悩みを解決に導く最強のメソッドと確信し、普及と発展に努めている。各種メディアのほか、企業の研修やプロモーション、イベントなど幅広い分野で活躍し、著書は15冊以上・累計55万部超。ままだよしこメソッド株式会社代表取締役。顔の学校「MYメソッドアカデミー」主宰。https://www.mamadayoshiko.com/

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