効率よく仕事を行うための「上司との付き合い方」 スムーズに仕事を断る「とっておきの一言」とは

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上司から言われた仕事を断る、これは精神的にも心理的にも難しいのですが、気くばりがあれば、うまく立ち回れるかもしれません。

「すごくその仕事をやりたいのですが、うーん……。いやあ……。そうですね……」と前向きな気持ちを伝えつつ、引き受けるのは難しいニュアンスを醸し出すのがよいでしょう。

ストレートな断り方はNG

リーダーの気くばり
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すると、向こうはニュアンスを察して「いやあ、それなら、ほかの人にお願いするよ」とオファーを引き下げるでしょう。

「いやそうですか、いや、でもこの機会を大事にしたいのでやりたいのですけど……」

とさらにフォローするのもよいかもしれません。「〇〇という理由で、できません」と、ストレートに断るのはよくありません。

特に、上司が自分のことを成長させたいとか、何らかの意図があって仕事を依頼している場合に簡単に断られると、「なんだ! 俺の思いを無下に断りやがって」と、怒り出す人もなかにはいるかもしれません。

だからその想いはちゃんと受け止めているという気持ちを出しながら、でもご迷惑をおかけしてしまうので……というふうにして断るほうがいいと思っています。

柴田 励司 株式会社IndigoBlue代表取締役

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しばた れいじ / Reiji Shibata

上智大学文学部英文学科卒業後、京王プラザホテルに入社。同社在籍中に、在オランダ 大使館に出向。その後、京王プラザホテルに戻り、人事改革に取り組む。1995年、マー サージャパンに入社。同社取締役を経て、2000年に38歳で日本法人代表取締役社長に 就任。2007年に同社社長職を退き、キャッドセンター代表取締役社長に就任し、経営破 綻していた同社を1年半でV字回復・黒字に転換。その後、カルチュア・コンビニエンス・ クラブ代表取締役COO、パス株式会社CEOを歴任、現在に至る。

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