ちゃんと考える先に、主体性の獲得がある。
球場での華やかなプレーと異なり、西武が行っているような取り組みはなかなか表に出ないが、だからこそアマチュアの選手たちに目を向けてほしいと坂井氏は続ける。
トップアスリートは「技術」と同時に「頭」を鍛えてる
「プロならではの恵まれた設備や技術指導に目が行きがちですが、トップアスリートは同時に頭を鍛えています。
いわゆる三拍子がそろった選手はなかなかいません。体が小さくてもセンスの高い選手がいるとして、そこに思考力を加えれば2つの軸ができます。
体というひとつの要素が劣っていたとしても、十分に戦える。プロでもそういうアプローチをしているところがあると知れば、身体的に恵まれない選手の希望になると思います」
恵まれた才能を評価されてプロ入りする選手たちの中から、どのようなタイプが突き抜けていくのか。
その答えがわかっているからこそ、西武は「考える力」を身につけさせようとしている。
*この記事の1回目:「西武ライオンズ『若手の伸び悩み』解消する新挑戦」
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