「ぎょうざの満洲」小規模なのに根強い人気のワケ 餃子の特徴は「毎日でも食べられる家庭的な味」
もともとは外国にルーツがあるが、日本に伝えられて変容し、国民食となったメニューは数多い。その中でも「焼き餃子」は老若男女問わず人気のある料理ではないだろうか。
焼き餃子を看板商品とするチェーンはいくつもあるが、いずれもコロナ禍でも安定的に売れ、コロナを機に業績を伸ばしているチェーンもある。
餃子チェーンがコロナ禍に成長できた理由
餃子の強みはまず、客層の広さと、ランチ、ディナー、飲み会のいずれにも対応できる利用シーンの広さだ。またテイクアウトしてもおいしさが変わりにくく、コロナ禍以前からテイクアウトに対応している店もある。さらに、調理前の段階で市販品として販売できる。これらが、餃子チェーンがコロナ禍に成長できた理由だろう。
今回はその中でも、まさに安定の運営を続けている「ぎょうざの満洲」(以下、満洲)を取り上げる。
ぎょうざの満洲の店舗数は102店。餃子の王将(731店/10月末)や大阪王将(461店/8月末)などに比べれば小規模だが、知名度では負けていない。
埼玉県発のご当地チェーンで、すべて直営店。店舗展開は埼玉県と東京都の西に偏っているという特徴もある。
各地域の店舗数は以下の通りだ。
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