保育園に通うお金が心配な人に知ってほしい基本 「認可」と「認可外」それぞれの種類でどう違うか
認可園と認可外園で保育料は異なります。一般的には認可園のほうが安くなることがほとんどです。
まず、認可園の保育料は自治体が設定しており、公立・私立、園の種類を問わず、かかる費用は同じです。どの自治体でも、0〜2歳児クラスは収入に応じて額が変わり(住民税非課税世帯は無料)、自治体によっても多少の差があります。3〜5歳児クラスは無料で通えます。
認可外園に通わせるなら自治体補助の確認を
きょうだいがいる場合、保育園に通う最年長の子どもを第1子とカウントし、第2子は半額、第3子は無料(年収360万円未満相当世帯は第1子の年齢は不問)となります。ただし、東京都が2023年10月から第2子を無料にするなど、自治体ごとに独自の補助を行っているケースもあります。
なお、無料となるのは保育料のみで、給食費や行事にかかる費用は自己負担です。
認可外園は、「保育の必要性の認定」を受けている世帯を対象に、3〜5歳児クラスは月額3万7000円まで無料となります(0〜2歳児は住民税非課税世帯が月額4万2000円まで無料)。
認可外園の保育料は園が独自に設定できるため、月額5万円前後から20万円を超えるところまで本当にさまざまです。そして、自治体によって、世帯収入に応じて追加の補助を行っているケースなどもあります。子どもを通わせたい園がある場合には、その園が補助の対象となっているか、自治体独自の補助の制度があるかどうかなど、しっかりチェックする必要があります。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら