
IBMで学んだ「人脈づくり」
医師になるには高校卒業後、大学の医学部で学び、国家試験合格を目指すのが一般的だろう。だが、いったん社会人になってから医学部に入り直し、医師にキャリアチェンジする人も少なからずいる。
杉原さんも、そんな一人。
高校卒業後は、早稲田大学教育学部理学科で数学を専攻。新卒でIBMにSEとして就職した。
入社式で、当時社長だった椎名武雄氏が、IBMでは「人脈づくり」を重視した教育を徹底的に行うと話していたことを印象深く覚えている。実際、入社後1年半は研修センターと現場実習を3週間ずつ交代で経験したが、どちらにおいても、その都度、さまざまな社員やお客さんとつながり人脈が広がった。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら