「バツイチ同士」の再婚はこんなにも明るい!

清々しいほどに「新婚さん」

(イラスト:堀江篤史)

35歳以上のときに結婚してまだ数年、という「晩婚さんにして新婚さん」な人々にインタビューする本連載。もみじマークと若葉マークを並べて付けて走行中の日々を聞き取ってきた。ようやく20回目を迎える。

筆者(今まで一人称を「僕」にしてきたが、歳のせいか違和感を覚え始めたため「筆者」に変更する)自身も「晩婚さん」なので、インタビュー中は身を乗り出すような気持ちで話を聞き、こうして原稿を書きながら自分の結婚生活を振り返ることが少なくない。

もっと若いときに結婚しておけば良かったと後悔をしたり、ある程度の人生経験をした上での結婚だからこそ感謝の気持ちを少しは持てるようになったのだと思い直したり。あなたが何歳で、既婚なのか未婚なのかはわからないが、おいしいものでも一緒に食べながらあれこれ語り合う気持ちでこの連載を読んでくれたら嬉しい。

37歳で一度目の結婚をするも……

大手メーカーに勤務する野口真一さん(仮名、49歳)に会ったのは東京・秋葉原のビストロだった。やや暗い照明のテーブル席にキャンドルを置いてもらい、向かい合ってワインを飲んだ。同世代の男性同士だと気まずくなりそうな状況だが、バブル世代特有の軽やかさを持っている真一さんとならば不思議と心地良い。

真一さんは昨年冬に10歳年下の女性と結婚した。出会いは結婚相談所だったという。その話は後でじっくり聞くとして、まずは49歳までなぜ独身だったのかを確認しておきたい。

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