PTAが忌み嫌われる「3大原因」はこれだ!

なぜか横行する「無理」と「無茶」

(写真 : saki / PIXTA)
子どもがいる人は、ほぼ誰もがかかわることになるPTA(Parent-Teacher Association)。学校と保護者、地域との橋渡し役を期待されるこの組織には、さまざまな謎や問題がつきまといます。いったいPTAとどうかかわるべきか?『PTAをけっこうラクにたのしくする本』の著者・大塚玲子が迫ります。

「子どもがいなくてよかった」とまで言わしめる団体

先日、子どもがいない友人から「PTAって大変そうだね? 子どもは欲しかったけれど、PTAのことを考えると『いなくてよかった』と思う」と、真顔で告げられました。

友人が前向きになれたことはよかったですが、そこまで嫌われているPTAって、ある意味スゴイなとも思いました。

先に行われた朝日新聞のPTAに関するアンケートでも、「PTAは少子化の一因」とする意見が散見されました。中にはズバリ「私が第2子をあきらめた理由のひとつはPTAです」という声も。

そもそも、PTAはなぜ、ここまで嫌われるのでしょうか? 原因は、いろいろ考えられます。たとえば……

1 「平等な負担」が目的化しているから
2 やり方に無駄が多すぎるから
3 人間関係そのものが忌避されているから

 

丁寧に見ればまだほかにも原因はありますが、今回はこの3点について、順番に見ていきましょう。

●嫌われる理由1 「平等な負担」が目的化しているから

委員や役員決めをする際、保護者の間に漂う、いや~な“押し付け合い”の空気。これも、PTAが嫌われる最も大きな要因のひとつです。

この陰湿なシチュエーションは、保護者が「平等な負担」を求め合うことによって引き起こされます。

次ページ家庭の事情はいっさい無視…
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • ドラの視点
  • 精神医療を問う
  • 今見るべきネット配信番組
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

東洋経済education×ICT