怪奇!PTAの仕事はなぜ減らないのか?

ベルマークからママさんバレーまで仕事山積

(写真:カシス / PIXTA)
子どもがいる人は、ほぼ誰もがかかわることになるPTA(Parent-Teacher Association)。学校と保護者、地域との橋渡し役を期待されるこの組織には、さまざまな謎や問題がつきまといます。いったいPTAとどうかかわるべきか?『PTAをけっこうラクにたのしくする本』の著者・大塚玲子が迫ります。

「仕事量を減らしたい!」は親共通の願い

先の大型連休をまたいで、朝日新聞がPTAについての公開アンケートを行いました(アンケート第1弾:2015年4月23日~5月7日)。回答数は、なんと2000件超え。30~50代を中心に、多くの人たちがPTAの問題に関心を寄せていることがわかりました。

アンケート結果はWeb上で誰でも閲覧できます。これを見ると、「PTAの仕事量は多すぎるので、もっと減らすべきだ」と感じている人が多いことがはっきりとうかがえます。

たとえば、「PTAに改善してほしいことは?」という問いに対し、「活動内容の簡素化」と回答した人は約7割(67.5%)。同アンケート結果の一部は、5月3、4、10日の同紙にも掲載されました(筆者へのインタビュー記事もあります)。

今は子どもの数が減っていますが、それに伴って保護者の数も減っています。その分、保護者にかかる活動負担は増しているわけです。さらに共稼ぎやひとり親など、働く母親も増えており、昔はPTA活動の主な担い手だった専業母がずっと減っています

それなのに仕事量は昔のままか、あるいは増えてさえいるのですから、スリム化が望まれるのは当然のことでしょう。

次ページ親たちの本音
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 最新の週刊東洋経済
  • 実践!伝わる英語トレーニング
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT