PTAが忌み嫌われる「3大原因」はこれだ!

なぜか横行する「無理」と「無茶」

以前も紹介しましたが、最近は“委員会制”をやめて、個々の仕事について人を募集する“ボランティア方式”を採用するPTAも増えています。やりたい人がいないときでも無理やり「誰か」を選ぶ形をやめれば、「平等な負担の目的化」は、だいぶ避けられると思います。

想像を絶する、グダグダな進行

●嫌われる理由2 やり方に無駄が多すぎる

「会議や作業の効率が悪くて、とても耐えられない」という声も、しばしば耳にするところです。たとえば、よくあるのはこんなシーンです。

・「お祭りのパトロール」や「卒業式の記念品の手配」など、分担したほうが効率がよい仕事内容でも、いつもみんなで集まって一斉に取り組む。人が余ることもある。
・会議を始めても、すぐ話が横道にそれ、おしゃべりで長引いてしまう。
・行事のスケジュールなど、紙やメールで連絡すれば済むだけのことを、みんなが集まった場で全文読み上げる。

これらは、時間に余裕がある人にとってはあまり苦にならないことかもしれませんが、仕事や介護に追われる忙しい人にとっては、なかなかの拷問です。「PTA、勘弁して!」と思われるのも、無理はありません。

こういった場面に出合ったときは、率直に「こんなふうに変えてもいいでしょうか?」と、効率化を提案するのがよいでしょう。

たとえば、こんな感じです。

・「今日は、○時までに帰らなければなりません」(=「○時までに会議を終わらせてください」の婉曲表現)。
・「すべての日程には出られないので、各日程を2人ずつで分担する形にしてはどうでしょう。私は○日なら出られます」
・「先に決まっている連絡事項は、メールで流してもらってもいいですか」

働いている人に限らず、専業主婦(主夫)でも忙しい人は多いので、提案してみると意外と歓迎されるかもしれません。「これまで誰も指摘しなかったから、ただそうしていただけ」ということも、実は多いのです。

ただし、提案をするのは「周囲の人と、ほどほどに信頼関係を築いてから」がおすすめです。いくら理にかなった提案でも、人によっては「今までのやり方を否定された」ととらえ、傷ついてしまう(しばしば攻撃の形をとる)ことがあるからです。「敵ではない(利害が共通している)」ことを示したうえで提案をすると、比較的受け入れられやすいと思います。

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