「十数年ずっと休まずに働き続けてきたので、たぶん何かが崩れてしまったんです。本当にボロボロになってしまって。今はちょっと回復してきているので薬を飲みながら新しい会社で働かせてもらっています。調子がいいうちに片付けてしまおうと思ってイーブイさんに依頼をしました」
イーブイが料金の分割払いを了承してくれた点も依頼の決め手となった。
ネット依存の住人のゴミ屋敷は見ればすぐにわかる
二見社長によれば、引きこもりとゴミ屋敷は密接な関係にあるという。家から出ることが極端に減れば、部屋の中にゴミがたまっていくことは必然である。身内が引きこもりでもない限り、私たちは普段生活している中でその現場を目にすることはほとんどない。だが、日々ゴミ屋敷の片付けをする二見社長にとって、引きこもりは身近な存在だ。
「ゴミ屋敷の片付けをしていて思うんですが、引きこもりとゴミ屋敷という問題にもうひとつ“ネット依存”という問題も乗っている気がするんです。ネットに依存している人の部屋って入った時点ですぐにわかるんですよ。パソコンの周りが使用頻度の高いモノで固められているのに対して、ほかは全部ゴミなんです。部屋中ゴミだらけだけど、キーボードとマウスだけは緑色に光っていたり。ずっとパソコンの前にいるんだろうなというのが見てわかるんです」
実家からの支援だったり多少のアルバイトだったり、何かしら稼ぎ口がある人はネットゲームへの依存が成立する。一方で、生活に困窮している場合は、YouTubeのライブ配信など無料のコンテンツに依存していくイメージがあるという。
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