また、特に胎児の基礎が作られる妊娠初期は喫煙する場所はできるだけ避けたいし、風邪を引いても薬の服用はできるだけ避けます。逆に、安定期になればひと安心なのですが、最もつらい初期の時期を周囲に妊娠を隠しながら働くのはけっこう大変なことです。
安定期まで待つべき?
まずは、安定期まで周囲への報告を待ったママたちの声を聞いてみましょう。
・いちばん周囲に気遣ってほしい時期なのに、ぱっと見、外見ではわからない。でも、(流産の可能性が減る)安定期に入るまでは人に言うのがこわい、という気持ちがありました。早く5カ月にならないかなあと、本気で指折り数えて待っていた気がします。
・さんざん妊活してもできなかったので、もう仕方ない、就職したいと思って、就職させてもらった途端に妊娠発覚。ひとりでやるデスクワークだったので回りにもバレず、いつ言うかさんざん悩んだ揚げ句、安定期に入ってしばらくしてから恐る恐る打ち明けました。そうしたら、翌週から不正出血・切迫・手術で休む羽目になり、ギリギリセーフでした。
体調にはかなり差があるものの、「過剰な配慮」を受ける可能性から隠していたというケースも。
・つわりなどは皆無でした。直属の上司に言ったのは5カ月に入ってからです。6カ月までスーツを着て、外回りの仕事をしていました。それなりに動けるし残業もこなせる状態でも、妊娠していることがわかると気を遣われる。私はそれがいやだったので、仕事でかかわりのある人にしか言いませんでした。いつ報告するかは個人差が大きいな、と思います。体調がしんどいとか、仕事上の影響が多くの人に及ぶなら、早く言ったほうがいいですよね。
次に、意外と多かった「判明してすぐに言う」派です。
・わたしの職場はとても理解があり、上の子のときも下の子のときも、それぞれ直属の上司、同僚に、判明してすぐに伝えました。安定期までは必要に応じて、その上の上司には伝えたかもしれませんが、秘密は守ってくれたと思います。
・病院で心拍を確認した後に直属の上司へ報告し、小さな会社なので、その後、すぐにほかの社員全員へも報告しました。とはいえ、報告する前はそれなりに悩んで、知恵袋などさんざん検索した記憶があります。
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