海外「子連れ赴任」で変わる、家族の生き方

日本のやり方がすべてではない!

(写真:ハル / PIXTA)

東大ママ門の中には、海外で子育てをしている女性たちがいます。

前回記事では米国の保育事情を取り上げましたが、今回はもう少し子どもの年齢が高い場合の幅広い教育環境や、海外育児中ならではの悩みについて、米国、ドイツ、タイの東大卒ママたちの話を取り上げたいと思います。

子どもにやさしい!米国の街の雰囲気

前回、保育については公的サービスが充実していない米国と比べると意外と日本は「子どもを育てやすい」ことがわかりました。ところが、一般的な「子どもへの接し方」については、やはり日本は、さほど「子育て世代に理解がある」とは言えなそうです。

 ニューヨークで子育てをしていて感じるのは、赤ちゃん・子どもが好きな人が多く、妊娠中や子連れの人を優先したり手助けすることが当たり前という雰囲気があること。もちろん冷たい人も、迷惑そうな顔をする人もいますが、子連れで歩いていて悲しい思いをしたことがあまりありません。
 ニューヨークの地下鉄は、大きな駅にしかエレベーター・エスカレーターがなく、設置されていても故障していることも多いので、ハード面はとにかく最悪なのですが、ベビーカーを引きながら階段付近にいると誰かがすぐに助けてくれます。
 建物のドアも自動ドアはあまりなく、重い扉を自力で開けなければならないのですが、その建物に入るわけでもないただの通行人がさっと手伝ってくれるということもよくあります。この街はソフト面でカバーされて成り立っているんだなあと感じます。(2006年法学部卒、ニューヨーク)
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