この資格があれば子育て中もバリバリ働ける

ベンチャー2社が新しい仕掛け

専門家の知識や経験を生かしたキュレーションサービスが増えている

専門的な資格を持っていても、その資格を眠らせている人は多い。今回取り上げるベンチャー企業2社には共通項がある。

それは、ヘルスケアや健康という領域で利用者と専門家をつなぐ付加価値の高いサービスを提供していることと、専門家がすき間時間に仕事ができるプラットフォームを構築していることだ。その結果、子育て中の女性が活躍できる場が広がっている。

通勤時や昼休みにスマホで食事指導

ヘルスケアベンチャー、FiNCの溝口勇児社長

2012年設立のFiNC(フィンク)は、遺伝子や血液などの検査、評価分析サービスと、そこから派生する生活習慣病対策などのソリューションを提供している。

溝口勇児社長はスポーツクラブでの勤務経験が長く、「退会する人の95%が目標をかなえられず辞めているという調査があり、1週168時間あってもジムで運動するのはせいぜい2時間。

女性の多様なはたらきかたに関する詳細は週刊東洋経済臨時増刊「ワークアゲイン」(好評発売中)をご覧下さい

残りの時間の食習慣や生活習慣を改善しないと体は本当に変わらない」ことを痛感していた。スマホの普及を背景に、運動プログラムや食事指導など対面以上のサービスをしたいと立ち上げたのが、2014年4月に開始した『フィンクダイエット家庭教師』だ。

これは検査結果をベースにしたダイエットプログラムを、専属の家庭教師が手厚くサポートするもので、利用者は60日間、スマホアプリを通じてダイエットのノウハウを学ぶ。

ライトプランの9万8000円からパーフェクトプランの29万8000円(いずれも税別)まで3コースあり、いずれも専門家の食事評価と指導がつく。そこで活躍しているのがFiNCREW(フィンクルー)と呼ばれる栄養士やトレーナーだ。

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